新しい世界を知るのは楽しい
最近「三國無双」をオススメいただきまして。
高校生の頃に勧められ借りてプレイしたことがあり、登場人物の多さ・関わる戦い・人物の関係性・時代背景、歴史のネタ拾い等、元が歴史でそれを自分の頭でかみ砕いて理解することが難しく、少し触れてから今の自分には遊べそうにないと返した覚えがあります。
それから云年。
理由あって同僚Pさんとお茶する機会があり、次回のパ大にはこれがあるといいなあ等の話から以前開催された三国志イベの配役が最高だったという話になり、最終的に三国志をモチーフとした三國無双のプレゼンをしていただきました。
理解できずゲームを返却した頃から知識の幅はずっと変わらず、恥ずかしながら「曹操・孫権・劉備」などの有名武将や「赤壁の戦い」等戦いなどまったく知らない状態。
高校生の頃に楽しめなかった経験や歴史は難しいといった先入観よりハードルが高かったのですが、同僚Pさんの話す様子が本当に楽しそうで、自分の好きなものを楽しそうに話す姿に惹かれお試しでその世界に触れてみようと思いました。お試しセットのご教授ありがとうございます。
速攻買いに行きそしてここ1ヵ月現在進行形でプレイしています。
毎日プレイしちゃうほど楽しくこれは新しいナンバリング出たら買っちゃうわってぐらい好きになっています。あの時勧めてくれた同僚Pさん、新しい世界へのきっかけを本当にありがとうございます。
昔に比べてこんなに楽しく遊べるのは
■元ネタを調べられる環境、調べたものを繋ぎ合わせて解を出せる読解力が他ジャンルに触れて身についていた
■反応、小ネタを流してくれる方がいる
■ゲームという媒体からかみ砕かれた大まかな出来事をストーリーモードで追える(昔のはストモがなかったらしい)
というのがあり、もっと早くこれを知っていればと思うことが結構多いのですが何事もタイミング、その時巡り合えたのがベストなんだろうなと感じました。
三国無双でストーリーを追いつつ、本来の三国志ではどういう戦いだったのか、どういう人物だったのかを調べて違いを楽しめるのもこういったジャンルの面白さですよね。三国志、三国志演義、三國無双と元ネタの元ネタはこれでこう繋がっているのか!ってわかった時のニヤリ感。
直近でそれを感じたのが孫策が森に狩りをしている時にいつの間にか一人になっていて足元に矢が刺さり敵の術中にハマってしまったムービー。1回目で観たときは特に何も思わなかったのですが、孫策について調べてから観るとあのシーンは孫策が亡くなった時のエピソードを絡めているんだろうなということがわかりなるほどなー!感。
そういうことがいっぱい転がっているから楽しくてナンバリングが長く続いているゲームなんですよねきっと。シリーズ8作に加えてエンパイアや派生作品などたくさんあり長いジャンルで本当にすごいです。
さらっと1回ストーリーモード(史実ルート)をクリアした印象としては親と子の受け継がれる精神に弱いため、呉・晋のストーリーが刺さりました。ジョジョしかり。あとプレイした感じ物理が強い子が多いのが良いです。周瑜のような軍師が物理タイプだとは思わず呉は物理アタッカーが多い印象。軍師といえば晋はチート過ぎて一周回って良いですね。諸葛亮さんのビームや郭嘉さんのピンボールも凄かったですが司馬懿さんがチート過ぎて軍師とは…となりました。あるある。
勢力としては魏軍も個性豊かで楽しくて好き(同僚Pさんから教えてもらった6の畑を耕す云々エピソードや曹操さんと夏侯惇さんの最期の会話がとてもグッときました)、滅んでいく切なさでは蜀軍が好き、呂軍は呂布が強い。呂布と張遼さんを扱える軍師がいたら最強だったんじゃないかなーと想像したりと楽しいです。
生きていくのには必要ない知識だけど知っているのと知らないのでは楽しめるものの幅が違い以前どこかで読んだ教養がエンタメをさらに面白くさせるとはこのことだなあと感じるこの頃です。
歴史ジャンルの沼は深い。そして三國無双めっちゃ面白い。
将星モードやフリーモード、チャレンジモードなどまだまだ触ってないやりこみ要素があるのでそこのところもやりこんでいきたいと思います。
それにしてもオススメしてくれた方がTLに流してる無双8のオープンワールド旅行記もとても楽しそうで8もやりたくなってしまうやつ。